オムネオン 各製品の新バージョンを発表

2008.5.19 UP

 オムネオンは4月12日、ラスベガスコンベンションセンター近くのウィンホテルで記者発表を開催。各製品の新バージョンを発表すると同時に、デジタルコンテンツをウェブ配信するための新プラットフォーム「メディアサービスフレームワーク」(MSF)を発表した。
 同社マーケティング部門VPのジェフ・ステッドマン(Geoff Stedman、右写真上)氏はまず、エントリー製品としての特徴を強化したストレージシステム「メディアグリッド」を発表。バージョン2・1となり、ローカル局、ポストプロダクション、企業内制作などを狙い、より小型化・低価格化した。ユーザーごとに最小限のストレージ容量を保証するストレージ予約機能を追加した。
 トランスコーディングシステム「プロエクスチェンジ」は、バージョン1・1となり、VC―1とFLASHに対応。クイックタイムとMXFの変換と再ラッピングが可能で、メタデータは工程を通じて維持できる。
 同氏はさらに、07年末に買収した配信管理ソフトウェア開発会社、英キャスティファイネットワークス社の技術を応用したファイル転送エンジン「プロキャストCDN」を紹介した。LAからニューヨークまで、DV25形式の1時間の素材を45Mbpsで送った場合、FTPでは4時間だが、プロキャストCDNを利用すれば33分と約7倍にまで速度が向上するという。
 これらの機能を利用した例として同氏は、8月の北京五輪におけるNBCのワークフロー(右写真下)を紹介した。NBCは、フル解像度のIMXもしくはXDCAM HD、およびすべてのファイルのプロキシをメディアデッキに記録。プロキシは記録と同時にメディアグリッドに転送され、「プロキャストCDN」により、北京から6000マイル離れたアメリカのメディアグリッドに送られる。EDLが作成された後、HDもしくHD、いずれか必要なファイルを受け取り、オンライン編集する。

#interbee2019

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