【CEATEC JAPAN 2013】アストロデザイン 8K対応デジタルビデオ信号発生器や4K非圧縮動画再生装置を参考出展

2013.10.8 UP

アストロデザインブースの様子
8K対応デジタルビデオ信号発生器「VG-876」

8K対応デジタルビデオ信号発生器「VG-876」

4K非圧縮動画再生装置とSD-7070

4K非圧縮動画再生装置とSD-7070

 アストロデザインは、10月1ー5日に幕張メッセで開催したCEATEC JAPAN 2013において、新製品の8K対応デジタルビデオ信号発生器「VG-876」、4Kインタフェースコンバータ(SD-7070)、PCにフレームメモリーボードを搭載した「4K非圧縮動画再生装置」を参考出展した。

■ 4K非圧縮映像から8K映像まで対応したデジタルビデオ信号発生器「VG-876」を出展
 ブースでは、9月に発売を開始した新製品の8K対応デジタルビデオ信号発生器「VG-876」を出展。ブースでは、4K非圧縮映像とテロップを4Kモニタへ出力するデモを行っていた。新製品のデジタルビデオ信号発生器「VG-876」は、HDMI、DisplayPort、V-by-One HS、3G-SDIなど最新インターフェースに対応し、最大8K×4Kのディスプレイ、表示デバイス評価用のデジタルビデオ信号発生器。特徴は、インタフェースがスロット形式で、HDMIユニットやV-by-One HSユニット、SDIユニット、DisplayPortユニットなどの出力インタフェースユニットを最大4つ搭載が可能。また、4K非圧縮映像を含む4K動画ライブラリ、4K評価用パターン(モノスコープ、チャイナモノスコ、サーキュラーゾーンプレート)、応答速度評価パターンを搭載している。さらに、新設計の描画エンジンにより最大8K×4Kの描画をサポートしている。
 アストロデザイン第二営業部の田村淳氏は、「モニターやテレビ、プロジェクター、AVアンプなどのメーカー様に好評で、おかげさまでファーストロットは完売」だと説明した。なお、InterBEE 2013にも本製品は出展予定とのこと。

■ 4K静止画を連続再生して4K動画として3G-SDI出力する「4K非圧縮動画再生装置」を参考出展
 このほか、アストロデザインは新製品の4Kインタフェースコンバータ(SD-7070)とPCにフレームメモリーボードを搭載した「4K非圧縮動画再生装置(参考出展)」を出展。ブースでは「4K非圧縮動画再生装置」で再生した4K非圧縮映像を3G-SDI×4本で新製品の4Kインタフェースコンバータ(SD-7070)を介して4Kモニターへ出力するデモを行った。
 参考出展した4K非圧縮動画再生装置は、「DPX形式の画像ファイルをフレームメモリーボード上で18Gbpsの速度で連続再生出力することで、4K非圧縮動画として再生している(同氏)」と説明した。現状は最大20秒程の再生しかできないが、「連続再生ができるので、コーデック評価に利用頂けると考えている(同士)」と説明した。
 また、新製品の4Kインタフェースコンバータ「SD-7070」は、入力インターフェースに3G/HD-SDIとHDMI、出力インターフェースに3G/HD-SDI、HDMI(SD-7070のみ)及びDisplayPortを持つ、4Kフォーマット対応インターフェース変換装置。価格が150万円。特徴は、フォーマット及びフレームレート変換機能も搭載し、異なる入出力インターフェースを持つ4K製品の接続が可能という。
 「通常業務用の4Kシリコンレコーダは4〜5百万円と高い。このPC版の4K非圧縮動画再生装置と4Kインタフェースコンバータの組み合わせで、業務用レコーダよりも低価格なソリューションとして提供したいと考えている」と田村氏は説明した。

8K対応デジタルビデオ信号発生器「VG-876」

8K対応デジタルビデオ信号発生器「VG-876」

4K非圧縮動画再生装置とSD-7070

4K非圧縮動画再生装置とSD-7070

#interbee2019

  • Twetter
  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube