【Inter BEE 2014】NGC　4K8K時代に対応する高速ストレージシステムをはじめ、Autodesk最新製品、自社開発のスケジュール管理システム、米社製ライブ対応放送禁止用語除去装置など出展

　NGC（エヌジーシー）は、11月19日（水）から21日（金）までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2014に出展。自社ブース（ブース番号：2415）では、昨年に続き、Autodesk社との共同ブースで「Flame Premium」の新バージョン2015など、Autodeskの最新バージョン製品を紹介する。
　また、「Axelerate 2020」をテーマに4K8Kの時代を見据えた、放送事業者向けの高速Network&Serverソリューションをアピール、大容量の映像データを取り扱う編集作業環境に適した高速転送・ストレージシステムのパフォーマンスを実機で紹介する。
　また、アベカスの、生中継に対応したライブプロダクションサーバ「Mira」と、生中継中の突然のアクシデントに対応したマスキング機能などを備えた「AirCleaner」（=上写真）のデモも行う。

■統合型スケジュール管理システム「RISINGC」
　「RISINGC」は、ポストプロダクション、制作会社、レンタル機材会社向けにNGCが開発したWebスケジュール管理システム。デジタル紙台帳として登場してから業界のフィードバックを受け段階を踏んで様々な要求仕様を取り入れてきている。今回はよりきめ細かくパワーアップした内容でデモンストレーションされる。
　RISINGCではASPサービスとして、編集室や機材、スタッフのシフト管理に加え、クライアントからの予約・仮予約などに対応できる。スマートフォン等のモバイル機器からでもアクセス、閲覧が可能。入力したあらゆるデータをCSVで出力することで、Excel等の表計算ソフトウェアで管理できる。

■アベカスからライブプロダクション向け製品
　ブースではこのほか、米アベカス社のライブプロダクション向けサーバ「Mira」とNG除去遅延システム「AirCleaner」の2製品の実機も展示する。
　「Mira」は最大8チャンネルのSDI入出力を持ったライブプロダクションサーバ。ブースでは、インスタントリプレイでのオペレーションの迅速性と利便性を向上させた最新バージョン5.0を用いて、実際のスポーツ中継でのシーンを想定したデモンストレーションを行う。
　「AirCleaner」は、生中継に伴う突然の放送禁止用語や場面に備えて、映像をマスキング、差し替え、およびオーディオのミュートやジャンブル機能を持つ。ライブトークショーが盛んな米国では、万が一に備えて各番組スタジオに備えている放送局は多い。　

■主な展示製品
・Autodesk Flame Premium 2015
・Autodesk Flame Assist 2015 & SmokeDTS
・Autodesk Entertainment Creation Suite 2015
・Juniper （40GbE &10GbEスイッチ）
・Mellanox (40GbE &10GbEスイッチ）
・Data Direct Networks （高速ネットワーク SAN）
・NGC DataStorage SR-II (大容量ネットワークストレージ）
・NGC RISINGC （NGC オリジナルのポストプロダクション向け予約管理システム）
・NGC 4K System (NGC オリジナルの4K編集ターンキーシステム)
・NGC Render farm（NGC オリジナルのCG向けレンダリングコンピュータ・クラスター）
・Telestream Vantage（マルチフォーマットメディアエンコードシステム）
・Abekas Mira（マルチチャンネルビデオサーバ）
・Abekas AirCleaner(放送用NG除去遅延システム)

【エヌジーシー】
本社住所：〒102-0083 東京都千代田区麹町5-7-2 麹町31MTビル7F
URL：http://www.ngc.co.jp
出展部門 /ホール / 小間番号
映像・放送関連機材部門 /ホール2 /2415