【Inter BEE 2014】計測技術研究所 テーマは「今すぐ8K」 PC、HD、4Kなどすべての映像ソースを8Kにアップスケール 116型8Kマルチ画面で各種ソリューション紹介

2014.11.8 UP

4K/60P 収録にも対応した「UDR-N50A」

4K/60P 収録にも対応した「UDR-N50A」

HD→4K超解像変換ユニット「FE-R1EX」

HD→4K超解像変換ユニット「FE-R1EX」

田端氏

田端氏

 計測技術研究所は、11月19日(水)から21日(金)までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2014に出展。ブース(ブース番号:6208)では、「今すぐ8K」をテーマに各種ソリューションを紹介する。
 計測技術研究所のビジュアルウェア事業部営業部リーダーの田端宏至氏は「当社は、昨年のInter BEEで超解像ユニットを使い4K映像を8K映像にアップスケーリングするソリューションを展示した。今年はさらに拡張して、4Kから8K、HDから8K、PCから8Kなど、様々な映像ソースを8Kにアップスケーリングするソリューションの展示をメインに行う」と語る。
 メインステージでは、58型の4K対応業務用液晶ディスプレイを2×2の4面マルチ画面で116型相当の8K対応大画面を構築、このマルチ画面を使って8K映像の様々なソリューションを紹介する。

■様々なコンテンツが8K超解像映像で大画面に表示できることをアピール
 田端氏が随時、プレゼンテーションと説明を行う。
 「PCから出力したプレゼンソフトも8Kアップコンの画面で表示。BSや地上波などの放送も含む様々なコンテンツが8K超解像映像で大画面に表示できることをアピールしていく。8Kのスーパーハイビジョンの放送は2018年のNHKの試験放送開始を待たなければならないが、当社の超解像ユニットを使ったシステムで今すぐにでも8Kの実験やコンテンツ上映、研究開発などが可能なことをみせたい」と、田端氏は意欲を示す。

■FE 超解像ユニットで8Kの魅力を
 同社のFEシリーズは、地上デジタル放送におけるハイビジョンの普及と、4K、8K放送の試験開始に伴い、市場にリリースされている4Kテレビ等に実装された超解像技術を受け、映像制作などの分野における二次的応用用途として提供するFE 超解像ユニットである。
 エッジ強調に代表される高画質化処理とは一線を画し、従来型超解像技術である再構成型超解像技術とは異なるフレーム内処理非線形超解像技術を採用している。
 また、同社のUDRシリーズは、その卓越した性能によって、非常に精緻な画像分析や桁違いに高い色再現性が求められる圧縮コーデックや、映像ディスプレイなどの最先端の研究開発シーンにおいて、モスト・ピュア・イメージングのリファレンス・システムとして愛用され続けている。
 4K/60P 収録にも対応した「UDR-N50A」は、2K、4K、8Kと進化し続けているデジタルコンテンツビジネスを強力にサポート。4K/60Pネイティブ収録機器としてはもちろん、複数チャンネルを生かした再生機としても活用が可能である。これらの機器を使ったソリューションの展示を行い8Kの魅力を具現化する。

■今すぐ使える8Kを体感
 「2020年の東京五輪を見据えて、8Kの時代はそう遠くない将来に必ずやってくるだろう。当社は4Kに関しては10年以上前から取り組んでおり、すでにInter BEEなどの展示会では4Kは当たり前になってきた。当社としては展示会では次代を見据えて8Kも今すぐに使えるものだということを、展示を通して明らかにしていく。ぜひ、ブースに足を運んでいただき、今すぐ使える8Kを体感して欲しい」と田端氏は話していた。
 
(株)計測技術研究所
本社住所:〒224-0037 神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎南2-12-2
URL:http://www.keisoku.co.jp
映像・放送関連機材部門 /ホール6 /6208

4K/60P 収録にも対応した「UDR-N50A」

4K/60P 収録にも対応した「UDR-N50A」

HD→4K超解像変換ユニット「FE-R1EX」

HD→4K超解像変換ユニット「FE-R1EX」

田端氏

田端氏

#interbee2019

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