【InterBEE 2013】デルフトハイテック PCI-E 2.0対応 Thunderboltの約2倍速 Accusys社製高速RAIDストレージ 最大8台のSSD搭載可能

2013.11.18 UP

デルフトハイテックブースの様子

デルフトハイテックブースの様子

 11月13日から15日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されたInter BEE 2013で、デルフトハイテックは、同社が取扱うAccusys社製コンパクト&高速RAIDストレージ「B08S2-PS」(上写真)を出展した。

■ 実測で1,200MB/秒 Thunderboltの約2倍の速度を実現
 Accusys社のストレージサーバ「B08S2-PS」は、最大8台のSSDを搭載可能で、PCI Express2.0を採用し、読み出しが1,400MB/秒、書き込みが1,300MB/秒での速度を有し、16bitの4K映像の編集はもちろんのこと、2K映像の編集をマルチで行うことも可能だ。重量は5kg。「実測では読み込み/書き込みとも1,200MB/秒でThunderboltの約2倍の速度があるので、例えば1TBのデータを12分でコピーすることができる(説明員)」と説明した。
 B08S2-PSにはワークステーションやSANに接続するためのDAS 20Gb QSFP HBAと2M QSFPケーブルを付属。「デュアルポートQSFP HBAを使用して2台の「B08S2-PS」を接続し、OSストライピング機能を使った場合、1台の場合と比べて容量は2倍、書込み・読込み速度も2倍となり、大容量のデータを快適に使いこなすことができる(説明員)」という。また、「デュアルポートQSFP HBAの1つのポートにB08S2-PSを、もう一つのポートをSANに接続すれば、SANに接続している他のストレージとB08S2-PSの間で高速にデータを移動することが可能(説明員)」と説明した。

■ パフォーマンス均一モード(EQモード)による信頼性を確保
 さらに、映像データのフレーム落ちの防止およびデータの読込み・書込みを安定して行うためパフォーマンス均一モードというEQモードと、ドライブの劣化や不具合が原因で書込みや読込を複数回リトライすることにより遅延を起こすドライブがある場合も遅延を防ぎデータを完全に読み書きするアルゴリズムDLP(disk lag proof)技術を搭載している。「転送性能よりも信頼性を売りにしている(説明員)」と語った。OSはWindows 7/8、MAC OSに対応している。

【デルフトハイテック】
本社住所:〒211-0006 神奈川県川崎市中原区丸子通1-636

デルフトハイテックブースの様子

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#interbee2019

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