【Inter BEE 2014】メイコーテック 40面マルチ対応ビデオウォールコントローラー「MVCシリーズ」出展 表示ウィンドウ無制限 後楽園「TeNQ」など博物館 公共施設に続々導入

2014.11.10 UP

MVCシリーズが導入されている宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』の8面マルチビジョン

MVCシリーズが導入されている宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』の8面マルチビジョン

メイコーテックの展示ブース(2013年度)

メイコーテックの展示ブース(2013年度)

大西氏(右)と後藤氏(左)

大西氏(右)と後藤氏(左)

 メイコーテックは、11月19日(水)から21日(金)までの3日間、千葉・幕張メッセで開催されるInter BEE 2014に出展し、最大40面マルチ表示に対応したビデオウォールコントローラーをデモする。

■最大40面マルチに対応 表示ウィンドウは無制限
 「MVCシリーズ」は、マルチビジョンプロセッサ、マルチウインドウプロセッサ、マトリクススイッチャー、スキャンコンバータ、コントローラ等の機能を一体型として搭載したオールインワンのビデオウォールコントローラー。昨年発売し、市場が注目しているウインドウを無制限に表示することが可能な「HDCP対応ビデオウォールコントローラ・MVCシリーズ」をさらにバージョンアップさせて、最大40面マルチまで対応した。
 低コストでマルチ大画面のソリューションを構築可能で、交通管制や監視制御などのシステム構築に貢献する。

■インフラ監視、博物館などで導入実績
 メイコーテック横浜支部映像機器事業部次長の後藤征司氏は「昨年のInerBEEで初めて出展し、大変好評だった。この1年間で警察、消防、道路などのインフラ関連の監視制御システム、博物館などのデジタルサイネージ用途でも導入実績を伸ばした」という。
 7月8日にオープンした、東京ドームシティの宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』にある8面液晶マルチビジョン(NEC製、縦2×横4面)にも、MVCシリーズが採用されている。
 MVCシリーズの特徴について「従来は個々の機器を個別に接続しシステムを構築する必要があったが、この製品を使えば、ひとつのボックスに集約できる。複雑なシステムを簡素化すると同時に納期を短くし、大幅なコストダウンが実現できる」と述べ、「交通管制、消防防災、セキュリティ監視等のビデオウォールシステムに適しており、画像の回転、透過、テロップ、及びスケジュール切替等の機能を搭載しているため、会議室や教室、デジタルサイネージ等、あらゆる分野で活用が可能」と話す。

■LANケーブルで100m伝送可能なマトリックススイッチャー
 このほか、DVI/HDMIのデジタル信号をLANケーブルで最大100m伝送可能なボードを内蔵したマトリックススイッチャーを発表する。ブース全体を使って同社独自のシステムソリューションをアピールする。
 ビデオウォールは40面マルチ大画面まで対応できるシステムを展示。従来は20面までだったが、24面や36面など大画面のニーズが監視制御システムのユーザーを中心に高まってきていることから新バージョンでは大画面対応機能も強化した」と後藤氏は語る。

■昨年よりも大きなブースで展示
 メイコーテック取締役専務執行役員の大西昭氏は「今年のinterBEEは昨年の1.5倍のブースを確保した。説明の人員も倍増させ万全の体制で展示会にのぞむ。当社としても最も力を入れている展示会でもありぜひ多くの方に当社のブースを訪れ最新のマルチディスプレイソリューションを体験してほしい」と期待を込めた。


【メイコーテック】
本社住所:神奈川県綾瀬市大上5-14-15
URL:http://www.meiko-iv.com
映像・放送関連機材部門 /ホール5 /5602

MVCシリーズが導入されている宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』の8面マルチビジョン

MVCシリーズが導入されている宇宙ミュージアム『TeNQ(テンキュー)』の8面マルチビジョン

メイコーテックの展示ブース(2013年度)

メイコーテックの展示ブース(2013年度)

大西氏(右)と後藤氏(左)

大西氏(右)と後藤氏(左)

#interbee2019

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