InterBEE REVIEW2012 (JP)
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12 日本エレクトロニクスショー協会(JESA)は、ブラジルのテレビ技術に関する学会「SOCIEDADE BRASILEIRA DE ENGENHARIA DE TELEVISAO」(SET)と、ブラジルの放送・通信機器の展示会「SET Broadcast and Cable」の運営会社「Certame Display Montagens e Locação de Equip. S/C Ltda」のとの間で、互いの展示会、Inter BEE、SETにおける協力関係を結んだ。 今後、3者は互いに展示会・学会の情報を提供し、それぞれの国の業界関係者向けの告知をサポートする。具体的には、各国語に情報を翻訳しプレスリリース、広告などを互いに作成するほか、ブースの交換などを行う。 Inter BEE 2012会期初日の11月14日、Inter BEE会場となった幕張メッセの国際会議場特別室において調印が行われ、来日したSET会長のオリンピオ・ホセ・フランコ氏と、日本エレクトロニクスショー協会 の大山 高 理事・事務局長との間で調印が交わされた。日本とブラジルの放送産業をより強固にする新たな協力関係Inter BEE × SET Broadcast and CableInter BEE Review 2012 Topics Guest Interview2■「ISDB-Tで築いた 20年にわたる両国の信頼関係」 今回の調印のために来日したSET会長のオリンピオ・ホセ・フランコ氏は、今回の提携について、次のように話す。 「今回、初めてInter BEEを拝見しました。会場では、日本や海外の知り合いともお会いでき、 大変うれしく思っております。 Inter BEEが国際的な展示会であることを改めて認識しました」 ブラジルのテレビ技術学会 SETは2012年で創設24年になる。非営利の組織だが、学術分野からの参加以外にも、テレビ局、メーカなども会員として参加しており、ブラジル国内で年間5回の会議を開催するほか、米国でも会議を行うなど、活発な活動をしている。国際的な交流も積極的で、米国のNAB、欧州のIBCのセッションへも頻繁に参加している。SET会長オリンピオ・ホセ・フランコ氏

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